会長挨拶    学友会長 角田守良

新年度のスタートに当たって


 不動岡高校学友会の皆様、こんにちは。
 昨年11月23日の総会で学友会会長を仰せつかりました加須市長の角田守良、87回の卒業生です。

 創立140周年を数年後に控える今、毎月役員会を重ねていますが、本日4月18日の役員会で、まず学友会HPをもっと頻繁に更新しよう!少なくとも会長と校長の挨拶は更新しよう!ということになりました。

 さて、先ごろ現役を引退した車いすテニスの国枝慎吾さんがパラリンピックで3度優勝という偉業を成し遂げた要因は、「言葉の力」による思考の転換にあったそうです。国枝さんは、苦しい時に自分を奮い立たせるために、「俺は最強だ!」という強い言葉を書いてラケットに貼り、心折れそうになるネガティブな思考を断ち切ったと言います。

 また、WBCで大活躍し日本を優勝に導いた立役者のひとり、ピッチャーとバッターの二刀流大リーガー大谷翔平さんが肝に銘じている恩師の言葉は「先入観は可能を不可能にする」だそうです。
 
国枝さんの考え方をお手本に自分自身に強い言葉を伝え、大谷さんの言うように先入観を捨てて、新たなことにチャレンジする!そこに活路が見出せるような気がします。

 もう一つ、常に自分自身に言い聞かせている言葉を紹介します。
 それは「さかな」で行こう!です。
「さかな」とは、「今さら」という諦めの気持ちを払拭するために「さ」を「か」に代えて「今から」始めよう、そして「今から」の「か」を「な」に代えて「今なら」できる、と自分に言い聞かせる魔法の言葉です。「今さら」を捨て「今から」やろう!「今なら」できる!ということです。

 「質実剛健」「文武両道」の校訓と伝統、そして「不動岡魂」は、いくつになっても皆様の心の中に脈々と受け継がれているものと思います。
 会員の皆様をはじめ、在校生、保護者の皆様、そして先生方の益々のご活躍をお祈り申し上げる年度初めです。
 今後も学友会の活動に一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。


 令和5年4月
   学友会会長 
    加須市長 角田守良

校長挨拶 校長 豊田 清明

令和5年度を迎えて
                                             校長 豊田 清明

 不動岡高等学校学友会員の皆様、こんにちは。日頃、不動岡高校の様々な教育活動に御支援を賜わり、心より御礼申し上げます。一昨年度、校長として歴史と伝統のある本校に着任して、三年目を迎えました。昨年度も、新型コロナウイルス感染症の対応に多くの時間と労力を要し、海外で行う研修等についても実施を見送らざるを得ないなど教育活動にも色々な影響があり、難しい判断をする場面が何度もありました。その一方で、厳しい活動制限がある中でも、代替となる「グローバル探究プログラム」等を計画し、国際理解教育に係る新たな活動を実践しました。具体的には、「メタ」(旧フェイスブック)等の海外の企業とオンラインで結び、本校生がSDGs等の視点からビジネスプランを考え、発表するなどの取組です。参加した生徒は、英語力だけでなく、思考力、判断力等を身につけることが出来たと考えております。
 学友会の皆様には、その時々において、御理解・御協力をいただきました。ありがとうございます。
 

 今年度は、前年度以上に、生徒が思う存分本校での生活を楽しむとともに、学べる環境づくりにPTAとも連携し、取り組んでおります。県内で最も早く行われる体育祭、文化祭も生徒会や実行委員会が主体的に準備を進めております。伝統の市中パレードも加須警察署の御協力を得て実施する予定です。学友会の皆様や保護者、地域の皆様にも御理解・御協力をいただき、コロナ禍の中で今できる最善の形の学校祭としたいと考えます。今後も、生徒が勉学、学校行事、部活動等をとおして、「明日の世界を創造する品格あるリーダー」となれるよう育成に努めてまいります。


 さて、高等学校では、昨年度より、年次進行による新学習指導要領の実施が始まりました。Society5.0の到来に向けた急速な技術の進展により、社会が急激に変化し、それに伴う新しい時代に必要となる資質・能力の育成と学習評価の充実が求められています。本校においては、これまでにカリキュラムマネジメント委員会等を中心に準備を進め、今年度も順調にスタートしております。

  
 今年度の3年生の卒業をもって外国語科はその幕を閉じますが、これまで長年にわたり外国語科が研究・実践してきた教育内容等を学校全体に広げ、新しい形の普通科づくりを着実に進めております。


 最後になりますが、校長として今後とも不動岡高校の発展のために力を尽くしてまいります。学友会員の皆様方には引き続き、後輩である在校生のために、御支援のほどよろしくお願いいたします。

                                               令和5年4月

会則が一部改正されました。
平成29年度の総会で会則が以下の理由により一部改正されました。
1.現行の会則では、条文にタイトルがついていないので、条文の趣旨を明確にするためタイトルをつけた。
2.副会長の職務について、第5条第3項後段を付け加えた。
3.役員の改選期を同一とするため、第7条に第2項を付け加えた。
改正の詳細は「学友会 会則」でご確認ください。(改正部分は下線で示してあります。)
学友会 会則
埼玉県立不動岡高等学校学友会会則

 

(名称及び事務所)

 

第1条 本会は、埼玉県立不動岡高等学校学友会と称し、事務所を同校内におく。
(目的)

第2条 本会は、会員相互の親睦を図り、かつ母校の向上と発展のために寄与することを目的とする。
(会員)

第3条 本会は正会員、推薦会員、及び特別会員をもって組織する。

    2 正会員は、北埼玉郡立中学校、埼玉英和学校、埼玉和英学校、埼玉中学校、埼玉県立不動岡中学校、及び埼玉県立不動岡高等学校を卒業した者とする。

    3 推薦会員は前項の学校に在学したものであって、総会において会員に推薦された者とする。

    3 特別会員は第2項の学校の現旧職員とする。
(事業)

第4条 本会は、第2条の目的を達成するために必要な事業を行う。
(役員)

第5条 本会に次の役員をおく。

    (1) 会 長         1名

    (2) 副会長       10名以内 ただし、年齢50歳以上75歳以下とする。

    (3) 支部長        若干名

    (4) 事務局長       1名

    (5) 学校幹事     若干名

    (6) 監事           2名

    2 会長は、本会一般の事務を総理する。

    3 副会長は、会長を補佐し、会長に事故ある場合にはその職務を代行する。

    4 支部長は、支部の運営をつかさどり、その事務を処理する。

  5 第一項の役員は、役員会を構成する。
(役員の選任)

第6条 会長、副会長及び監事は、総会において選出する。

    2 支部長は、当該支部において選出し、総会の承認を得る。

    3 事務局長は会員より、学校幹事は現教職員より会長が委嘱する。
(役員の任期)

第7条 役員の任期は3年とし、学校幹事の任期は1年とする。ただし、再任は妨げない。
  2 補欠または増員による役員の任期は、在任中の役員の任期と同一とする。
(顧問)

第8条 本会に顧問をおく。顧問は次の各号のいずれかに該当する者の中から役員会が推薦し、会長が委嘱する。

      (1) 不動岡高等学校学友会の活動に尽力した者

      (2) 不動岡高等学校学友会の活動への尽力が見込まれる者
(総会)

第9条 本会は、毎年1回総会を開く。
(収入)

10条 本会の経費は入会金・会費・学校支援金・寄付金・利子・その他の収入をもってこれに充てる。

   2  入会金は5,000円とし、入会と同時に納付する。

      会費は年1,000円とし、年1回納付する。ただし、10年を上限とし前納することができる。この場合において、前納した会費の払い戻しはしない。

  4 本会の会計は、会長の責任において会長指名の会計担当幹事が保管するものとする。
(会計年度)

11条 本会の会計年度は、毎年11月1日に始まり翌年10月31日に終わる。
(支部)

12条 本会は必要に応じ支部をおくことができる。支部には支部長をおく。
(会則の変更)

13条 会則の変更は、総会の決議による。

附則
1 この会則は、昭和23年4月1日から施行する。
2 明治21年7月施行の会則は、廃止する。
附則
 この会則は、昭和52年2月11日から施行する。
附則
 この会則は、平成17年11月13日から施行する。
附則
 この会則は、平成25年11月17日から施行する。
附則
この会則は、平成28年11月13日から施行する。
附則
この会則は、平成29年11月23日から施行する。